八重の桜「第6回 会津の決意」

会津ラーメンの全国チェーン店店頭に「八重風すき焼きらーめん」ののぼりがはためいていました。八重は後に結婚する新島襄とすき焼きをよく食べに行っていたらしく、それにちなんでの期間限定メニューらしい。しかし今のドラマのペースを考えると、すき焼きらーめんの提供される3月中までに文明開化のシーンは出ない気がする。そもそも、ラーメンが日本で普及するのはすき焼きよりも後なんよな～（苦笑）

さて、ドラマの方では後に来たる戊辰戦争に備え「籠城中に戦う女性たち」の用意が着々と進んでいます。どうやら、このドラマでは「結婚が決戦フラグ」のようす。

まぁ昔も今も「下手したら死ぬかも？」くらいの覚悟と追い込みがないと男は結婚したがりませんので、きな臭い空気に追われるように結婚を決断した会津っぽが割といたのかもしれません。

しかしドラマではざっくりとしか紹介されていませんが、会津に京都守護職をするようそそのかす松平春嶽が越前藩主、と聞くと「会津はうまく嵌められた」とは思う。そして、Wikipediaから松平春嶽のその後を読むと…歴史に詳しくない私には、この人が何を企んで何をやろうとしたのやら全く分からない。

幕末大河の主役に新撰組や西郷隆盛のように「シンプルな行動理念を持つ人間」が選ばれがちなのは、春嶽のような「行動理念が複雑すぎて本人すら若干それを持てあましてた」人が幕末は割と多かったことの裏返しなのかも知れません。

どうでもいいですが、会津藩主・松平容保正室の敏姫が夭逝しました。

敏姫を演ずる中西美帆さんを最近どこかで見た気がするな～、と調べてみたら、朝ドラ「純と愛」に出てた。朝ドラの方でもどこか薄幸な役どころ。NHKでちょい役とは言え同じような役を２つも演じてしまうと役者に変な色が付きそうな気がするのですが…まぁ事務所にはなんか考えがあるんでしょう。