2012年のJリーグを振り返る
昨日のFC東京vs.ベガルタ仙台の試合。ベガルタは2対6の大差でボロ負けした。
ベガルタがJ2からJ2に上がるのを決めていた2009年の年末、ベガルタは天皇杯でFC東京と対決、0対3で勝った。
3年前の勝ち試合のとき、素人目に見てもベガルタの選手はFC東京の選手に技術的な見劣りがした。でも、勝った。
昨日の負け試合。確かにFC東京のいい面が出ているシーンは多かったとはいえ、決してベガルタが見劣りするわけではなく互角に戦った。でも、ボロ負けした。
Jリーグはプロリーグ。プロは技術的に高いものを持っていて当たり前。
でも、「勝ち」という結果がついてくるか否かを決めるのは、必ずしも技術の優劣だけではない。「それがサッカーだ」とはいえないのでしょうが、昨日の他会場の試合結果を見る限り「それがJリーグだ」と言わざるを得ない。それを再認識させてくれた最終節の試合だった。
来年のベガルタはいろんな意味で特別な年。
メンズは初めてアジアという土俵で四股を踏み、それと平行してレディースは日本のトップリーグに挑戦する。
条件としては厳しい、でもその厳しさに負けたら「技術の優劣以外のなにか」が足りず昨日のような試合が乱発されるのかもしれない。
その厳しさを覚悟し、その厳しさに挑まざるを得ない選手を、サポーターはどうサポートしようとするのか?難しい冬休みの宿題を出されてしまった感じはします。