野ぶたのつぶやき

野ぶたの日々を淡々と

ヒゲダンスを踊ってた人が、ネットで踊らされてる件について

昭和世代なら誰もが知ってる大物コメディアンが歳の離れた新妻と一緒になり、新妻のツレとおぼしきヤンチャそうな若者とつるんでる姿がネットで物議を醸しています。

年甲斐も無く色ボケしたのならまだ救われるのです。「あんたも好きねえ〜、ちょっとだけよ」とピンクライトでも当ててやればそれでことが済む。

ただ、もしその芸能人が「色気」でなく、「若さ」に色目をつかってボケちゃったのなら…救われないな、と。
新しいモノを知ってるのは若い子だもの。新しいセンスを持ってるのは若い子だもの。世の中を変える考えに出会いたいなら、革新的な年配でなく中道的な若年だもの。
そして、若年にとってなにも持たぬ年配なんて話す価値も意味もないもの。

若手に仕事の口をきけるコネや、普遍的な価値を創造する知識・技能がなければ、金でもばら蒔かんと「若さ」には触れられない。笑いや音楽という流行産業にいた人だからこそ、若さへの渇望がより強くても不思議はない。

ハゲのヅラを被って笑いを取ってた人が、いざ歳をとってみたら笑うに笑えない体を晒す。皮肉ではありますが、「ネット上でネタにされる」というエンターテインメントを提供してる、という意味では、ある意味まだまだ現役の道化師なんかもしれません。ダメだこりゃ(´・_・`)