野ぶたのつぶやき

野ぶたの日々を淡々と

銀行の名前が変わっても直ちに影響が出るとは限らない

母が銀行口座用の印鑑をなくした、とのことでごちゃごちゃ。結局印鑑のありかは分かったのですが、そのついで的に銀行口座の整理について助言。給与振込の関係などで作ったままになってる口座が、その後店舗がなくなったり、そもそも銀行そのものがなくなってたりする。バブル後、乱脈経営していた中小金融機関がバタバタと潰れ、それなりに名の通っていた大手金融機関も合併して生き残りをはかった、あの時代の不良債権処理を今さらしているようなものなのかもしれません。

 
時代や環境がいろんな事情で大きく変わることはあって、その変化の多くに一市民はどうにも抗いようがない。
じゃあそんな大きな変化に一々対応しなければ市民生活を送れないのか、というと、割にそうでもないってことを「そいやそんな名前の銀行もあったな〜」って名前の銀行通帳が教えてくれた気がしなくもない。
 
「変化の激しい時代だから…」とか「あんなことがあったんだから…」と何かにつけて変わることを求める機運が強い昨今なわけですが、環境が変わろうと必要がなかったりその気がなければ人の生活は変わらない。
本人の意図しない変化があったことを受け入れた上で、何を変えたり戻したりすればよりよい自分の生活が得られるのか?反対にほっといても自分の生活には直ちに影響はないものはなんなのか?
 
ともすれば変化に対応してるだけで心身ともに疲れ果てかねない時代だからこそ、皆が考えなければならないことなのかな?と。
 
あの大きな変化から二年経った今日を振り返ってのまとまらない雑感でした。