野ぶたのつぶやき

野ぶたの日々を淡々と

節目としての1.17

在阪局のMBSテレビが放送した阪神淡路大震災関連の報道番組を録画で見る。

去年は関西ローカルで放送した気がするのですが…今年はMBS制作の全国配信の様子。

 

「18年」が長いのか短いのか分からない、それが素直な印象。

震災後、神戸の会社として支援物資を送り込んだダイエーは18年の間にその存在感を失ったし、あの地震のあと進んだ耐震工事の推進は東日本大震災での減災に役割を果たした。かくいう自分もあの地震に影響されて大学の進学先を選んだわけですが結局はものにならず今がある。

一瞬の間にすべてを失うこともあれば、長い間徐々に失うこともある。反対に長い間に積み上げる人もいるし、漫然と時間が過ぎる人もいる。「時間」というものはよくわかりません。

 

今年の1.17をもって、私は「1.17前の人生の長さ」よりも「 1.17後の人生の長さ」の方が長くなった。それをただただかみしめた1.17でした。